第一回公演「断」開催。
「断」の一日。公演前編 (2003.05.05)
「一時間ほど遅れます。」
会場入り30分前、山本氏からのメール。
そして、菊池氏からの電話。
「カメラ、買ってきてください。」
会場であるBLOCHを目前に引き返し、近くのコンビニへ。
ちょうど10時頃にBLOCHに到着。スタッフの方と挨拶を交わす。
一人で、どうしていいのかわからず、楽屋や舞台をうろちょろ。
外で、車のドアを閉める音が聞こえた。菊池氏が到着。見慣れた青い服。軽く挨拶を交わす。
照明・音響セッテイングの間、菊池氏はアンケートを作成。私は小道具を作成。
私は、アンケートの原稿とパンフレットの原版を持って再びコンビニへ。
戻ってくると、菊池氏が「音録りやるから(楽屋の)ドア、開けないでね」と。
私は、楽屋でパンフレットを半分に折る地味な作業。
舞台からは・・・DA PUMPの「if…」。 黙々と作業を続ける私。
「〜♪Up to date,be my Baby! Come on! Up to date・・・」
思わず噴出した。笑いが止まらない。
・・・菊池氏の歌録り終了。今度は、私のアナウンス録り。簡単なものである。
録音中に山本氏が到着。軽く会釈。
・・・私のアナウンス録り終了。
楽屋に戻ると、友情出演のチキチータさん(弟)がヒゲを整えていた。挨拶を交わす。
・・・山本氏の声録りもあっさりと終了。
私は、楽屋でアンケートを半分に切る地味な作業。
舞台からは刀(棒だけどさ)を交える音・・・が、途切れた。
作業を早々と終わらせ舞台の方へ。
「折れたぁ〜!!」 絶対に折れることは無いと思っていた菊池氏の刀が、みごとに歪んでいた。
「えぇっ!どうすんの!?間に合うの・・・」慌てる私。
私にカメラを渡す菊池氏。 「撮って、撮って、撮ってぇ〜」
私の心配を他所に、はしゃぐ男性陣。とりあえず、記念撮影。
果たして、本番を迎えるまでに、何本の刀を折ったことだろうか?
今回の公演の小道具で一番お金が掛かっているのは、この刀達だったりする。
・・・このままでは公演ができなくなってしまうので、菊池氏が近場のホームセンターまで車を走らせることに。
その間、山本氏と私で照明の打ち合わせ・・・のつもりが、菊池氏がいないと話が進まないということになり、BLOCHの方々としばし談笑。
菊池氏が戻り、照明の打ち合わせ。
そして、私は刀作りを・・・と、思ったらもうこんな時間!!
刀作りを山本氏にまかせ、私は折込みの作業。菊池氏は音響さんと打ち合わせ。
折込み作業を終え、照明・音響さんとのきっかけ合わせ・・・と、思ったら音響トラブル発生!!音楽やアナウンスが、MDからどんどん消えてしまうという事態に!!
結局、違う曲をかけるという対処法で、なんとかその場を切り抜けることに。
約40分押しで、きっかけ合わせスタート。
・・・が、こちらの準備が甘かったせいで、照明・音響さんに多大なる迷惑をおかけすることに。きっかけ合わせに相当な時間がかかってしまう。
通し稽古ができぬまま、本番を迎えるのでは!?という、不安。
しかし、「やれるところまでやろう!」という照明さんの提案により、通し稽古がスタート。
・・・「ぼろぼろ」この一言に尽きる。
あと数時間で本番を迎えるとは、信じ難い状態。
どうにかこうにか通し稽古も終了・・・と思いきや、またもやトラブル発生!!
最後の最後でスケッチブックが壊れてしまったのである。時間もギリギリの状態。
稽古を終わらせ、私は受付の準備、山本氏は舞台のセッティング、菊池氏はスケッチブックの応急処置にとりかかる。
6時30分、開場。
私は、あたふたしながらお客様のチケットをハサミで切 断。
菊池氏は、楽屋で小道具の作成。
山本氏は、上手側舞台袖で客入れの曲をくちずさむ。
開演5分前。
私は、受付の仕事をお手伝いのスタッフさんにまかせ、楽屋へ。
頭がまわらずピリピリしている私に脅える菊池氏。
そうこうしているうちに、客入れ最後の曲。
「行くよ。」
菊池氏の言葉で、舞台袖へ移動。
開演直前に入場されるお客様が多く、10分押し。
7時10分、開演。
ここでは、内容の説明を控えさせていただきます。
「断」の一日。公演 後編 (2003.05.05)
公演終了。
エンディングトークの短さからも、2人の体力の無さが伺える。
ふらふらな状態で、お客様をお見送り。友人・知人との談笑。
そして、だらだらと後片付け。 断面図3人と、当日お手伝いをしてくださったスタッフさん3人、そして音楽提供者さん(のお手伝いさん?)で打ち上げへ。
みんなでアンケートを回し読みし、軽く反省をしたあとは談笑。
音楽提供者さんのおかげで盛り上がる。
お店の前でスタッフさん、音楽提供者さんと別れ、断面図3人になる。
「エンディングー!!」
本当のエンディングトーク。
菊池氏の車の中で、公演の出来について話す。
「何はともあれ、無事に公演が終わって良かった。」
3人の素直な気持ち。
後部座席から二人の姿を見つめ、微笑む私。そんな帰り道。
断面図第一回公演「断」、無事に終了致しました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
そしてこれからも、「断面図」をよろしくお願い致します。
単独公演からちょうど一週間の、曖昧な記憶より。
5月5日 子供の日
カリスマ子供 笹木智
記念写真
詳細情報
第一回公演「断」についての詳細情報は当サイト「stage」内にあります。あわせてご覧下さい。