「第3回笑笑いぶ」出演。
アオグロハシリグモへの道 前編 (2009.03.11)
さて、「断面図」は
札幌インディーズお笑いライブ「笑笑いぶ」からライブ参加の誘いをいただいた。
この手のライブに誘われる事自体が珍しかったので、2つ返事で参加する事に。
断面図の今回のネタは 「Fancy」。
元々は日本テクニック協会(かつてあった札幌のお笑い団体。様々な面白芸人が入っていた。)のライブにて 「1.2.DON 」の川尻「断面図」の山本輔が組んでやったネタであり、後に1.2.DONで何度かやっているネタでもある。
何故、今更、昔の(しかも人の)ネタを持ってきたかと言えば、
- 最近、札幌でこういうネタをやっている人がいない。
- 断面図が普段やらないようなネタ(しかも断面図が作っていない)をする事で断面図の幅を広げたかった。
- お客さんにキモいと思われたい。
等々、理由をあげればキリが無いが なにより、個人的にあのネタ、キャラを前々から演りたかったという理由。
「バクブロ18」の時に来札した川尻にやる許可を得(すんなりと)、
さて、後は演るだけとなった時に丁度、ライブのお誘いがあったという訳である。
過去の映像からネタを書き下ろし、色々とまとめる。
さて練習。
しかし、後から重大な問題が出てきた。
肝心の「キモさ」が出てこない。
舞台関係者からは
「オリジナルは上手い。あなたがあのキャラを演ろうとすれば、無理して演ろうとしてるイタイ人に見える」
と宣告される。
持って生まれたキャラはどうにもならないが、断面図内での試行錯誤。
俺なりのアオグロハシリグモをやる事に。
来たる「バクブロ19」の練習と平行しつつ。
家で練習。
深夜まで練習。
汗かいて練習。
高い声だして練習。
上の階の人・・・すみません。
3月8日
新築アパート 菊池旭
アオグロハシリグモへの道 後編 (2009.03.11)
【Fancy】
- 空想、幻想
- 理由のない、気まぐれな好み
- 「Fancy man」「Fancy woman」は、それぞれ男娼、娼婦のことを指す俗語である。
- 動物愛好の事を指す。
さて、3月11日(水)「笑笑いぶ」本番。
平日は仕事のため、定時にあがりタクシーを走らせ、急いで会場であるBLOCHへ向かう。
運転手に「すみませんねぇ」と言いつつ車内で発声を整える。
開演5分前に会場に到着。
ライブ参加の芸人達がわらわらといる。
あぼちゃ/イーシャンテン/インディゴブロッコリー/バスケットマン/Full Smile/まね〜ずメーカー/楽太郎/レの音がファー!。
ライブ開始!
それぞれの芸人にOPトークがあると出る直前で知り、適度に振る舞いお茶を濁す。
そして、断面図。
久しぶりにどうなるのか解らない不安の中、
笑いの量は予想していたよりかなり多い(!)。
調子に乗ってアドリブを多くする。
本筋には影響しないし、山本輔も対応が出来るので基本的に自由。
無事終了。
このネタを初めて見るお客さんも多かったのだろうけど、やはりお客さんが笑うポイントは同じだと思った。
反省点も多し。
次に生かせれば良い。
企画の大喜利。
断面図はいつもの様にガチ大喜利。
企画自体も大いに盛り上がり、個々のネタも受け、全体的に良いライブだったなというのが感想。
打ち上げ時に良い感じで絡んできたお客さんの兄ちゃんの一人が
「帰り道のお客達がネズミ面白かったってすげー言ってたゾ!」
と言われ嬉しくなる(ネズミじゃないのだが)。
調子に乗る事無く、慎重に次に生かしたい。
ライブも打ち上げも十分楽しんだ。
今回、演る事を了承してくれた川尻、ライブに誘ってくれた芸人さん、 吹雪の中、足を運んでくれたお客様。
誠にありがとうございました。
3月11日
2代目 アオグロハシリグモ