バクブロ10 〜頂上決戦〜
概要
日時
2006.3.18(土)14:30(予選)・18:30(準決勝&決勝)
備考
バクブロ初のトーナメントバトル(観客の投票制)。
昼の部「予選」で勝ち抜いたメンバーは夜の部「準決勝」へ。
夜の部「準決勝」、そこで勝ち抜いたものが「決勝」へとコマを進める事が出来る。
司会:マイケル小野
出演者
予選(14:30の部)
- クール&しゃい (漫才)
- 鈴木 (コント)
- ガールズポップ (コント)
- ユニットバス (漫才)
- 山本輔 (コント)
- BBゴートゥーヘル (コント)
- 1.2.DON (コント)
- 梅猫族 (漫才)
- カード使い (カード)
- ポンポコリン(コント)
準決勝(18:30の部)
- 山本輔 (お話)
- カード使い (コント)
- 鈴木 (ジャンル不明)
- 1.2.DON (漫才)
- ポンポコリン (コント)
- ユニットバス (漫才)
決勝(18:30の部)
- 1.2.DON (コント)
- ポンポコリン (コント)
- ユニットバス (漫才)
備考
優勝者はポンポコリン。
初出場は高校生コンビ「ユニットバス」、「梅猫族」、「カード使い」、バクブロ史上最もメンバーの多い「BBゴートゥーヘル」。
レポート
以下はフリーペーパー、「しばいのかみ」に書かれた「バクブロ10 〜頂上決戦〜」のレポート文。
バクブロ10、開催。
2002年に行われた「爆笑BLOCH平成14」より数えて10回目の記念となる「バクブロ10」が2006年3月18日、BLOCHにて行われた。
出演メンバーも10回という事か、今までには無い豪華なメンバーが揃った。
今回は「バクブロ」初の客席投票バトル形式。
昼の部(予選)、夕方の部(準決勝・決勝)の2部に及び戦い、優勝者は50,000円の賞金を手にする事が出来る。過去のバクブロにも出演してきた者、初出場者。様々な思惑が混じり合う中、札幌のお笑い頂上決戦は催されたのである
昼の部、予選。
10組中から勝ち残れるのは6組。
惜しくも敗れたのはクール&しゃい(漫才)、ガールズポップ(コント)、BBゴートゥーヘル(コント)、梅猫族(漫才)。
初登場組や演劇的なグループには辛い結果となった。
逆に勝ち残ったのは、毎回バクブロを賑わせている1.2.DON、ポンポコリン。札幌お笑い界古株のピン芸人達(鈴木・カード使い・山本輔)。
そして、特筆すべきは予選を1位で勝ち抜いた「ユニットバス」。何と彼らはバクブロ初登場にして史上最年少の高校生ユニットなのである。
夜の部、準決勝、決勝。
残る事が出来るのはわずか3組。
「漫才」(ユニットバス。1.2.DON、ポンポコリン)とピン芸人(鈴木・カード使い・山本輔)の競演。
しかし、健闘むなしくピン芸人3名は準決勝のステージに散っていった。
決勝は奇しくも漫才ユニット同士の対決。
そして・・・優勝を制したのはポンポコリン。
1.2.DONとはわずか数票差の辛勝であり、ステージは客席を含め熱く沸き上がった。
ユニットバスの健闘も見逃せない。
バクブロ10を終えて。
今回のバクブロは勝負形式のため、いつもとは違う雰囲気を楽しむ要素も客席にはあったのでは無いだろうか。
そして、面白い事に予選・準決勝とふるいにかけられたグループは演劇組・初挑戦組(予選)、ピン芸人(準決勝)となっている。これにより漫才形式(決勝組)の優位性が示される事となった。
しかし、演劇的なグループやピン芸人が勝ち進む「混沌(カオス)」が有っても良い筈である。
そう言う意味で今回のバトル形式は出演者、客席に大きな意味を与えたのだと思う。
これからのバクブロ、出演者たちはどの様にして客席を「爆笑」させていくのだろうか。