「第3回 爆笑BLOCH」出演
ギリギリ・BLOCH・スター 前編 (2002.10.10)
さて、「爆笑BLOCH」である。
札幌市は岩佐ビルにある演劇専用小劇場BLOCHで行われる笑いの祭典。
芸人たちが各々の笑いの腕試しをするコントバトル。
過去行われた「爆笑BLOCH平成14」で断面図は初めて舞台に上がり、笑いをとった。
第2回では製作の立場にも回り「第2回爆笑BLOCH」を実現させ、笑いも少なからずとった。
さて、「第3回爆笑BLOCH」である。
当然、我らが断面図も出場…と思いきや不参加を余儀なくされた。
BLOCHサイドとの連絡の行き違いによるものである。
菊池旭は「参加団体決定!」のメールでその事を初めて知った。
正式な参加団体は…
ゴルベーザー谷口と小石さん、conte unit CAPSULE、札幌スーパーギャグメッセンジャーズ、 The project ∞76R、鈴木雄一、FREEMAN、有限会社古谷将太郎、 yhs、である(多分五十音順)。
即行BLOCHに電話。
「いやぁ、すまないねぇ」
と言われるが一度決めた参加団体を変更する訳にもいかない。
急遽その電話で断面図は「前説」兼「司会」みたいなものをする事になった。
さて、前説である。
菊池は簡単に会場整理や開演前の注意事項を淡々と行う予定であったが、相方の山本輔は
「司会の立場でありながらコントめいた事をしたい」
と言い出した。
10月10日
着慣れないスーツで疲れた。 菊池旭
ギリギリ・BLOCH・スター 後編 (2002.10.11)
前回までのあらすじ
僕らのお笑いユニット断面図は第3回爆笑BLOCHに手違いで出られず。
代わりに司会兼前説をする事になった。
その事に怒りを覚えた断面図の山本輔はコントめいた前説というものをやってみたいと言い出した。
一方、三重県では九月定例県議会が開会し、東海地震対策や藤原町の土石流の対策費などを盛り込んだ、総額三十五億円あまりの補正予算案が提出されていた。
「司会の立場でありながらコントめいた事をしたいだって?」
俺は多少予期していた事を相方の山本輔に言われたので、驚いたかと言うとそうでもなかった。
おそらく、輔にも何か考えがあるようだと踏んだ俺、菊池旭はその台本作りを輔に任せ、第3回爆笑BLOCH当日を待った。
当日の本番前、山本輔が持ってきた台本を見る俺。
「うーん」
急遽、俺のネタを混ぜて変更。
総練習時間一時間弱。
内容は第3回爆笑BLOCH、公演でのお客さんへの禁止事項に多少笑いの要素を混ぜた作りにした。
さて、本番前に俺、菊池旭にはもうひとつ仕事があった。
芸人達がそれぞれ出演する前のジングルに合わせたナレーションである。
初の声録りはやはり、日頃の発声、滑舌の練習不足の影響が出たがそれなりに面白かった。
セリフの間の切れ目や抑揚を考えつつ、自分の納得がいくところまで録った。
何度やってもよかったが音響さんに悪いので適度なところで完成とした。
さて、
第3回爆笑BLOCH本番。
10月1日
1ステージ目はそこそこうける。
10月2日
2ステージ目はあまりうけず。
爆笑BLOCHではアンケート用紙が配布され、回収されるがその仕事も今回は断面図の仕事。
出演では無いのにもかかわらず、断面図へのメッセージや批評が書かれていていて嬉しくなったりもする。
恒例となった打ち上げもあった。
そんなこんなで断面図の第3回爆笑BLOCHは無事終了し、
三重県九月定例県議会の補正予算案は見事可決されたのであった。
おわり
10月2日
政治に興味が無い 菊池旭